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ご挨拶

大会長挨拶

大会長 夛田利信

第32回東北理学療法学術大会を平成26年11月29日(土)、30日(日)に山形テルサで開催いたします。今大会長を拝命いたしましたので、開催にあたり一言ご挨拶を申し上げます。

今大会のテーマは「経済から見た理学療法」としました。理学療法士には馴染みの薄いテーマかもしれませんが、この経済優先主義社会においては我々も経済の仕組みや医療における経済的側面を正しく認識する必要があります。目まぐるしく変わる社会情勢の中で生活に直結する経済の意味と役割はとても大きなものですが、我々はこれまであまり直視してこなかったように思います。しかし成熟した専門職と認識されるには、自分達の社会的な価値やスタンスが正しく見えていなくてはなりません。それを経済という観点からきちんと(数字でも)見てみようというものです。とりわけリハビリテーション関連診療報酬単価や、保険制度による患者負担、我々の給与がどう推移するかなどは、この中でも最も関心の高い因子となると思います。もちろんお金儲けの話をしたいのではありません。現在の新自由主義経済、言い換えれば競争経済の中でも医療職としてプライドとやりがいを持って働けるスタンスと価値を再確認したいと思います。

手前味噌かもしれませんが、シンポジウムや特別講演ではこの分野の第一人者を選りすぐりました。現状分析だけではなく、我々の社会的価値を高める提言も頂き、「もっとやれるぞ理学療法士!」といった元気を感じて頂きたいと考えております。セミナーにおいても同様で、最前線でご活躍の講師陣をキャスティングさせて頂きました。もちろん学術大会ですので、できるだけ多くの会員に日頃の研究成果を発表して頂き、大いに議論して頂きたいと思います。

山形県理学療法士会員一同、皆様のご参加をお待ちしております。

第32回東北理学療法学術大会 大会長 夛田利信(みゆき会病院)

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